2021年9月23日
リチャード・リップマンDR 最近TVで広告を見ない日はないテストステロンについて、「前立腺癌を引き起こすのではないか?」と隣人から質問された私は、テストステロンが癌を誘発するというのは、既にハーバード大学医学部のエイブラハム・モーゲンテイラー教授によって覆された古い考えであることを根気よく説明しました。...
2021年9月23日
リチャード・リップマンDR 老化の根源1~3では、20代で始まる修理メカニズムの衰退によって、人間の最大寿命が決定されることを見てきましたが、ここでは、人間を含めた哺乳動物の最大寿命と、ホルモンやペプチドといった重要な修理物質の濃度との関係を説明したいと思います。 私はよく、科学的知識のない人から、老化を停止・逆転させるための魔法の薬はないかと尋ねられます。初めて老化防止研究に関する結果を発表した1978年以来、「そんなものはない」と答え続けてきましたが、今は地平線上にかすかな希望の光が射しているのではないかと考えています。...
2021年9月23日
リチャード・リップマンDR 老化の根源1と老化の根源2では、20代半ばに始まる修理メカニズムの衰えによって潜在的な寿命が決定されることに触れましたが、ここでは、人間の最大寿命について説明したいと思います。 私はよく、老化に関する問題の多くを回避することで、どれくらい長生きできるかという質問を受けます。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)のジェロントロジー(老年学)研究グループは、統計的に見た人間の最大寿命を115歳としています。中には122歳まで生きる人もいるでしょうが、こういった稀なケースは統計には含めません。...
2021年9月22日
リチャード・リップマンDR
2021年9月22日
リチャード・リップマンDR 老化は解決できない問題ではありません。最近では、老化が遺伝子によるプロセスではないことが示されていますが、実際に、ノーベル賞受賞者であり、DNAの分子構造を共同発見したジェームズ・ワトソン博士は、遺伝子の機能不全に起因する加齢性疾患は、全体の5%に限られると述べています(後注1)。...
2021年8月31日
マリオス・キリアジス博士著 太古の昔から、原始人そして後の競争心あふれるアスリートも、さまざまな物質を摂取することによって彼らのパフォーマンスを向上しようと試みてきました。アスリートが副作用や有害反応なしにパフォーマンスを向上させる方法を模索し、栄養補助食品をスポーツパフォーマンスの向上のために使用することは広く行われています。...
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