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内容量
成分
用法と用量
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外科手術なしで皮膚癌を効果的に治療
オーストラレーシア原産の、悪魔のリンゴと呼ばれるナス属のソラヌム・ソドマエウムという植物から抽出されたソラジン配合体(0.005%)を含むBEC5クリーム(クラダーム)は、局所使用することで、基底細胞癌(BCC)や扁平上皮癌(SCC)といった非黒色腫皮膚癌を外科手術なしで根絶できることがわかっています。
BEC5が有効なのは、通常哺乳類が持たない、ラムノースと呼ばれる植物糖質を含んでいるからであるということが、20年に及ぶ研究と臨床試験の結果、生物学者であるビル・E・チャム博士によって発見されました。
癌細胞の形質膜には、健康な細胞には見られない、特定の内在性レクチン(細胞膜の糖鎖と結合して細胞凝集反応などを起こす物質)が存在します。BEC5は、グリコアルカロイドの糖ラムノースを識別して癌細胞に結合させ、癌細胞に入り込んでリソソームを破壊することで細胞死を誘導します。
また、本来の癌治療効果とは別に、太陽光線から皮膚を保護し、日焼けによるシミを取り除く効果から、皮膚癌を予防することもできます。
臨床試験
これまで約8万人もの人が非黒色腫皮膚癌の治療にBEC5クリームを使用したと見積もられていますが、それ以外にも、オーストラリアと英国で行われた多くの臨床試験によって、基底細胞癌および扁平上皮癌に対するBEC5の効果が立証されています。
72人の患者(日光角化症56人、基底細胞癌39人、扁平上皮癌29人)を対象に行われた研究では、BEC5クリームを使った1~13週間に及ぶ治療後、全員に100%の治癒が確認されました。
イギリスの10施設の病院で行われた臨床治験では、1日に2度BEC5クリームを患部に塗ることで、8週間後には患者の78%が完治し、残りの22%についても、最終的に化学療法、放射線療法、外科手術なしに症状の改善が確認されました。
ロイヤルロンドンホスピタルの皮膚科医は、BEC5が安全かつ効果的な局所調合薬であり、通院患者にとって理想的な治療であり、皮膚癌における一次的・二次的治療に関して費用効果があると結論付けています。
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。
注意
- 黒子や黒色腫に使用しないこと。
- ナスやアスピリンに対してアレルギーのある人は使用しないこと。