説明
内容量
50mlクリーム
種類
外用クリーム
成分
バイオアイデンティカルプロゲステロン
精製水, トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル, Laureth-7,ソルビン酸カリウム,フェノキシエタノール, アロエベラ液, ポリアクリルアミド,C13-14イソパラフィン,トコフェロール酢酸エステル
用法と用量
1日につき0.5ml~1.0ml=25㎎~50㎎(1~2プッシュ)を、首、胸郭上部、胸、ひざの後ろ、腕や太股の内側など、毎日違う場所に使用してください。エスナトリクリームとの併用が推奨されています。
閉経前の女性:月経周期の12日目に使い始めて、25日目に停止するというサイクルを毎月繰り返す。
更年期の女性:21日間使用した後、翌月までの7日間使用を停止する。
説明
HRT (ホルモン補充療法)による骨粗しょう症に打ち勝つ
プロゲステロンナチュラル(クリーム)は、骨粗しょう症など、ホルモン補充療法(HRT、エストロゲン療法)によって生じる多くの副作用から、更年期の女性を守る目的で使われています。
プロゲステロンとは?
プロゲステロンは、妊娠に備えるため、排卵後に卵巣で生産される、生殖周期に関連する天然ホルモンです。
プロゲステロンやエストロゲンは、更年期を境に目に見えて減少しますが、プロゲステロンが減少すると、子宮癌や骨粗しょう症などの病気にかかりやすくなります。
ホルモン補充療法では、エストロゲンに重点が置かれ、プロゲステロンは見落とされがちですが、エストロゲンとプロゲステロンの両方を補充することではじめて、高齢の女性に多く見られる病気を予防・緩和できるのです。
ホルモン補充療法におけるエストロゲンとプロゲステロンの役割
プロゲステロンおよびエストロゲンは、ともに閉経後の女性を対象に行われるホルモン療法による副作用を軽減させます。
閉経後に著しく低下するものの、少量ながら体内で生産され続けるエストロゲンと違って、プロゲステロンの低下は緩やかですが、限界まで減少し続けます。
エストロゲンレベルの低下によって多くの徴候が誘発されるため、ホルモン補充療法というと、どうしてもエストロゲンクリームが重点的に処方され、プロゲステロンは見落とされるか、処方されたとしても、馬の尿から抽出された合成プロゲステロンが使用されがちです。
骨粗しょう症とは?
天然プロゲステロンの多岐に渡る利益の1つに、高齢女性に多い骨粗しょう症(骨がもろくなる病気)の危険因子を著しく減少させる効果があります。
家族に骨粗しょう症を患っている人がいる場合や、ホルモン補充療法を受けている場合は、骨粗しょう症の危険因子が増大するので、これを防ぐためにプロゲステロンを補充することが大切です。
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。
よくある質問
ここで提供される情報は公表されている臨床結果に基づく一般的なもので、ご自身の担当医だけがあなたの正確なニーズを決定できることにご注意ください。
現在43歳ですが、37歳から生理がなく、医師からは閉経だと言われています。以前、健康食品店で購入した プロゲステロンクリームを使用していた時には、2度ほど生理がありました。現在は何も使用していませんが、更年期の徴候はいっさい見られません。早期閉経 に至った理由として、前の年に甲状腺機能不全だと診断されたことが考えられますが、私の母は60代になるまで閉経に達しませんでした。どういった製品を使用すればいいでしょうか?
以前の月経周期に沿って、以下の通りにプロゲステロンとエスナトリを併用してください。月経周期を覚えていない場合は、効果があると思われる都合のいい日を選んで使用開始日を決めてください。
<プロゲステロン>
使用開始日は排卵日に左右されるが、はっきりしない場合は月経周期の10~15日目から25日目まで、適量とされる25mgを続けて使用する。
<エスナトリ(バイオアイデンティカル・トリプル・エストロゲン)>
毎月、月経周期の初日から25日目まで、1日に3.5mgを使用。25日目以降30日目までの5日間は服用を停止して、エストロゲン受容体の休息を習慣づけること。