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ミルナシプラン ミルナシプラン(イクセル)

ついに登場、安全かつ有効な抗うつ薬!


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(NSRI)として知られる、新しいカテゴリに属するはじめての抗うつ薬。ノルアドレナリンの再取り込みを阻止し、副作用を引き起こすことなく、軽度あるいは重度両方のうつ病に対して有効に働きます。

プロザックのような選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)や、エフェキソールなどの選択的ノルアドレナリン再吸収阻害薬(SNRI)とは異なります。SNRIがノルエピネフリンよりもセロトニンに影響を及ぼしがちであるのとは対照的に、ミルナシプランは、これら2つの神経伝達物質に対してノルエプネフリン3、セロトニン1の比率で影響します。

さらに、多くのSSRIには勃起障害やリピド(性衝動)の減少などを含む副作用があります。セロトニンもしくはノルエピネフリンのいずれかを増加させる製品が豊富な証拠によって示されており、それぞれ、うつ治療に対する効果があるものの、ノルエピネフリンは痛みに対する治療においてより重要であると考えられています。

最近まで、ノルエプネフリンやセロトニンを増やすための最も効果的な方法は、三環抗うつ薬(TCA)の投与であるとされてきましたが、TCAにも、喉の渇き、疲労、体重増加、混乱、方向感覚の喪失、眠気、心臓に異常をきたすなど、多くの副作用があります。その点、ミルナシプランには、副作用なしで同様の効果をもたらす可能性があります。

ミルナシプランとイミプラミンを比較するために1032人の患者を対象に行われた制御試験をメタ分析した結果、うつ病に対するミルナシプランの有効性はイミプラミンに類似して、SSRIよりかなり優勢であることが証明されました。さらに3300人以上の患者のデータベース分析により、コリン作用による副作用を持つ三環系抗鬱薬に比べてミルナシプランの方が一般的および心血管の耐性が勝ることが示されています。

研究の結果ミルナシプランは、慢性的な痛みによって特徴付けられる線維筋痛症や狼瘡だけでなく、うつ病治療においても有効で現実的な効果をもたらすことが実証されました。

線維筋痛症と狼瘡
一般的に人口の2〜4%の人々が線維筋痛症(FMS)を患っていると考えられています。FMSには激痛に加えて疲労感、睡眠障害などが伴います。現時点では、U.S食品医薬品局(FDA)はFMS治療薬として何ら特定の薬を推薦していませんが、偽薬を与えられた患者と比較して、ミルナシプランを投与された患者には、痛み、疲労感、気分などに目覚しい改善がみられました。また狼瘡はバクテリアに敏感に感染してしまう自己免疫病ですが、ミルナシプランの服用により、相当な鎮痛効果が示され、一般的な健康も取り戻されています。


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