ヒデルギン最新情報/非常に望ましい製品
(c)Ward Dean MD
多くの医師や、抗老薬の熱狂的支持者達は、ダーク・ピアソンとサンディー・ショー共著による大ベストセラーであり、寿命延長への実用的、科学的アプローチが示された、『ライフ・エクステンション』を読むことで初めて、“スマート・ドラッグ”の概念を学びました。その著書の中で、ピアソンとショーの両者は、ライ麦から抽出されるメシル酸エルゴリドを含む、3つのアルカロイド配合製品である、サンドス社商標のヒデルギンを絶賛しています。彼らは、ヒデルギンがサンドス社製品の中でも最も優れており、当時の医薬品の中でも、世界で5本の指に入る、ベストセラー製品であると主張しています。
本来ヒデルギンは、高血圧治療薬として開発されましたが、その後、血圧に関して、あまり効能がないことが明らかにされました。しかし、服用者の多くに、記憶力の向上や、気分や体調が良好になるといった、総合的症状が見られたのです。このような症状は初め、大脳の血流が向上されることによって生じると考えられましたが、後に、ヒデルギンには、いくつもの方法で、脳細胞メタボリズムを向上させることが判明したのです。ヒデルギンは、普遍的エネルギー分子である、アデノシン三りん酸(ATP)の貯蔵し、細胞のメッセンジャー分子である、アデノシン単りん三基(cAMP)を安定させることで、脳のグルコース利用を向上させ、大脳のマイクロ循環を充実させるのです。
これまでに、ヒデルギンに関する、おびただしい数の研究が行われ、その結果として、絶対的安全性が結論づけられましたが、それらの多くは昔のもので、ヒデルギンに関する研究は、最近あまり行われていません。一番新しいものは、7年前、イギリス医学ニュージャーナルに掲載されたものですが、それによると、ヒデルギンは、アルツハイマーには効き目がないとされています。しかし、それ以前の研究で、アルツハイマー治療には、多量の服用量が必要であることが明らかにされていたのに、彼らの査定対象は、80人のアルツハイマー患者に対して、1日にわずか3mgのヒデルギンを、半年間投与するというもので、実際のところ、この研究そのものが、全く意味のないものだと言えるでしょう。
例えば、すでに1979年、スタンフォード大学の医療チームが、62歳から84歳の、14人の認知症(痴呆症)入院患者に対して、1日に6mgのヒデルギン投与を実施しています。これらの患者は以前、少なくとも4ヶ月間に渡って、1日に3mgのヒデルギン投与を受けていましたが、その時点では、何の効果も見られないままでした。しかし、投与量を増やしてから12週間後には、11人中(3人の患者は、実験期間中に他の原因で死亡)7人の患者に、回復の兆しが見られました。ある患者など、それまで2年間も入院していたにも関わらず、劇的な回復を見せ、治療後に退院できたほどです。
日本では、1983年ヨシカワ氏らが、550人もの患者に対して、ヒデルギンのプラシーボ実験を行いました。1日に3mgを投与されたグループでは、僅か17.9%でしたが、6mgを投与されたグループでは、48.9%もの患者に症状の改善が見られました。しかし一方で彼らは、多量の服用によって、睡眠障害や気力の喪失、集中力欠如、記憶障害や眩暈など、さまざまな障害が生じることにもふれていますが、結論として彼らは、“脳血管性疾患患者における、精神医学的、主観的、神経学的な症候は、その服用量を増やした場合、大幅に増加することから、1日3mgの服用量では十分とは言えず、臨床的に適切な改善のためには、1日6mgの服用が必要である”と述べています。
1日6mgの服用量では、これまで、どの研究においても、人体に対する悪影響は報告されていません。重度の認知症(痴呆症)患者に対しては、それ以上の投与も考えられることでしょう。
ヒデルギンの長期多量服用に関してイタリアで行われた研究
複数の医療機関にまたがる、長期使用での無作為プラシーボ効果を管理するため、1996年、イタリアでプラシーボ実験が行われました。14の老人病、神経学センターから、215人の患者が選ばれ、1年間かけて行われる実験の準備として、まず最初に、1ヶ月間のプラシーボ効果調整が行われました。1日に2回の服用量を、まず5mgから始め、2週間後に10mgに増やし、その2週間後から11ヶ月間、20mgを投与する方法が用いられました。これは、1日に40mgという、途方もない量を意味します。
最初の年に得られた結果は、儀薬投与の場合、ベースラインを8%超える病気の悪化が続いた一方、ヒデルギン治療を受けた患者は、病状の改善もしくは、少なくとも、病気の進行を遅らせることが出来たというものでした。またヒデルギン治療を受けたグループには、総合的に、あらゆるパラメーターテストで、非常に有益な効果が得られました。
以上のことからも、多量のヒデルギン服用における、安全性と耐性が確認され、2つのグループ間で、いかなるドロップアウトの違いも生じませんでした。率直に言って私自身、ヒデルギンの多量服用による興奮と、興奮性高進による副作用を予期していたにも関わらず、その心配が全くないことに驚かされました。いずれにせよ、治療によってより良い効果を得ようとするならば、認知症(痴呆症)が重症であるほど、より多くのヒデルギン服用が必要とされるようです。
血圧や心拍を日常的に検査した結果、ヒデルギン治療グループには、何の変化も見られませんでした。これは、アメリカで一般的に認知症(痴呆症)治療に使われるコグネックスTMが、肝臓での解毒作用を必要とすることと、非常に対照的であると言えるでしょう。治療から2年がたち、患者自身と医者の両方に、誰がヒデルギン治療を受けており、誰が受けていないかが公開されましたが、私としては、この研究結果の発表を、とても心待ちにしています。
古いミトコンドリアのエネルギー生産と回復機能
これまで、脳細胞間を結ぶシナプスが加齢とともに減少することは、避けることができないとされていました。そして、これら脳細胞間の接続回数の減少が原因で、シナプス領域のエネルギー供給が減失するのは、免れないことだとされてきました。1994年、神経細胞のメタボリズムを向上させるという、ヒデルギンの持つ効能から、ヒデルギン長期治療が、シナプス連結回数の減少を遅らせるのではないかと考えた、イタリアの研究者達によって、異なる年齢のラットを使った、脳細胞のシナプス性ミトコンドリアの構造と、その機能を調べる実験が行われました。
ミトコンドリアとは、普遍的エネルギーであるATP分子が製造される、細胞の原動力です。コンピューター分析により、ラットのVv(容積密度:ミトコンドリアが占領する細胞内容積)、Nv(個数密度:ミクロメーター立方体内のミトコンドリア数)、Sk(標準サイズ:ミトコンドリアの骨格体長)という、3つのミトコンドリア・パラメーターを測定したところ、いずれも、生後12ヶ月(人間で言うと25歳)でピークを迎え、その後、しだいに減少することが明らかになりました。
しかしミトコンドリアは、数の減少によって失われた、エネルギー生産の効率を補整しようして、その後も成長し続けます。このミトコンドリアの、数と大きさの相互的関係により、細胞に対するミトコンドリアの容積そのものに、大きな変化は見られません。すなわち、若い動物では、小さくて数の多いミトコンドリアによる、効率の良いエネルギー供給がなされる一方で、年を取った動物では、サイズが大きく、数の少ないミトコンドリアによる、効率の悪いエネルギー生産が行われているのです。残念ながら、肥大化することによって、ミトコンドリア酵素の機能性が失なわれ、エネルギー要求に応じる能力が衰えるのです。しかし、ヒデルギン治療の結果、年を取ったラットのミトコンドリア密度は、若いラットのものに比較しても、ほとんど遜色のないものになり、その大きさと数も、若い時の数値に近づきました。
結論
臨床的、実験的データにより、多くの医師が、ヒデルギンを抗老目的で使用することを勧めています。多くの人が、1日に2〜3mgのヒデルギンを服用していますが、ヒデルギンの服用によって、寿命を延ばすことに成功した人達は、それ以上の量を服用しています。私個人的には、5mgを服用しています。
製品情報へ