10×75mg カプセル
アイテムコード: 397
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注目すべきインフルエンザ治療薬
2009年は 一般的に豚インフルエンザとして知られるH1N1インフルエンザが世界的に流行した年として人々の記憶に残ることでしょう。インフルエンザA型ウイルスの新しい種として2009年4月にメキシコで発見された H1N1新型ウイルスは、ヒト、豚、鳥インフルエンザから遺伝子を結合させ、急速に蔓延し、発生からちょうど2ヶ月後の2009年6月11日、WHO(世界保健機構)によって、かなりの人口に影響を及ぼす世界的規模の流行に達したと宣言されました。
インフルエンザのパンデミック(世界的流行)は何も新しい現象ではなく、20世紀だけでも過去3つの大流行により、何千万人という人々が命を落としました。通常パンデミックは、他の動物のウィルスに感染する、もしくは鳥や豚のウィルスによって既存の人間のウィルスが突然変異を起こすことから発生します。
1990年代、A型インフルエンザウィルスが鳥類に感染することから、一般に鳥インフルエンザ(H5N1型ウイルスに起因)と呼ばれる感染症のパンデミックが深刻に懸念されていました。今のところ、一般の人に感染する危険性はきわめて少ないため、一応の落ち着きは取り戻したものの、ヒトインフルエンザと混じり合うことで、人間の間で感染する能力を持つウィルスが発生する可能性がないとは言い切れません。
現在のパンデミック( H1N1)は、伝染性が高いとはいえ、幸い多くの感染者が軽い症状で済み、治りも早いという傾向があります。しかしながら、人によっては、H1N1種のインフルエンザにかかることで肺炎や血流感染症などといった病気を併発、最悪の場合、命に関わることもあります。こういった危険性が高いケースについては、以下をご参照ください。- 生後6ヶ月から18歳までの子供。年齢が低いほどリスクは高い。
- 妊婦。
- 50歳以上の方。
- 年齢を問わず、心臓や肺の病気(COPD、ぜんそく、気腫)にかかっている人や、免疫機能の低下している人。
ただし、例えこのような人達がH1N1インフルエンザにかかっても、医学の進歩により、大部分の人が無事に快復しています。
パンデミックが起こらなくても、季節性インフルエンザは毎年、世界中で流行しており、その過程で繰り返される遺伝子コピーに間違いが生じることで、ウィルスはゆっくり変化していきます。流行性の病気でも、はしかやおたふく風邪などは一度発病すると二度と感染しないのに対し、インフルエンザにかかる可能性が何度もあるのは、このように、ウィルスの型が変異するからなのです。時々、このような突然変異種の大流行によって人口が大幅に低下することもあります。それでなくても、毎年、数十万人もの人々がインフルエンザで亡くなっています。通常の季節性インフルエンザだからといって、軽視してはいけません。インフルエンザとは何なのか?
インフルエンザという言葉は、ごく軽い呼吸性ウィルスとして多用されていますが、残念ながらこれは間違いで、本当のインフルエンザというのは、それらとは全く異なり、オルトミクソウィルス科の、非常に伝染力の強いRNAウィルスによるものです。
インフルエンザウイルスには、A、B、Cという3つの主要なタイプがあります。AとBは基本的に同一の病気をもたらしますが、Cのタイプは、より軽めの、どちらかというと風邪のよう症状を伴います。豚インフルエンザは、インフルエンザA型ウイルスのサブセットです。
インフルエンザは新しい病気ではありませんが、昔はジステンパーと混同されることがあり、古代ギリシア人の記録にも残っています。インフルエンザの語源は、ラテン語で「影響」という意味を持つ『influentia』ですが、これは14世紀のイタリアではインフルエンザが星からの悪い影響によって起こると考えられていたことからきています。インフルエンザの徴候
突然発生することが多いインフルエンザの潜伏期間は短く、感染してから徴候が現れるまではおよそ2~3日、その後に快復期間が続きますが、通常、徴候は全体で3~7日間、疲労感が続くのが3週間ほどです。
感染は鼻、喉、気道といった呼吸器に限定されますが、免疫系がウイルスと戦う準備をするため、その徴候は身体全体に現れます。インフルエンザの徴候は風邪とは異なるもので、以下の症状が含まれます。- 発熱(37.8°C以上)
- 悪寒(周りの温度に関係しない)
- 頭痛、筋肉の痛み
- 喉の痛み
- 鼻水(子供に多い)
- 乾いた咳(風邪の咳は痰が絡むなど湿っている)
- 胸部の不快感
- 極端な疲労感
- 吐き気、嘔吐、下痢など(大人では稀)
どのようにインフルエンザは蔓延するのか?
インフルエンザは飛沫感染(ウィルスのかけらは直径およそ1万分の1mm)によって非常に蔓延しやすく、いったん気道を通して感染すると、標的の細胞を逃さず進入します。感染した細胞は、それぞれ何千ものウィルスのかけらを新しく生産し、感染者が咳やくしゃみをする度に、数百万というウィルスのかけらが空気中にばら撒かれ、呼吸を通して次の犠牲者に取り込まれます。ウィルスのついた場所に触った後で鼻や口に触れることでも感染します。
悪いことに、具合がよくないと感じる1日前にすでに感染しており、その後5日間ずっと感染期間が続くので、病気を蔓延させる確立が高く、油断している人を通してあっという間に広がっていきます。
タミフルの有効性
タミフル(別名オセルタミビル)は、治療だけでなく、予防にも効果を発揮します。このように、タイプAおよびBインフルエンザの治療と予防、両方に効果がある経口抗ウィルス製品は、1999年に市場に出回り始めたタミフルが最初で、今日、アメリカの医師によって最も多く処方されるインフルエンザ薬となっています。タミフルの作用
インフルエンザウイルスの表面に存在する酵素であるウィルスノイラミニダーゼタンパク質は、ウィルス感染した宿主細胞からウィルスの小片を自由にします。ノイラミニターゼ抑制剤として知られているグループに属するタミフルは、このタンパク質の動きを妨害することで、感染した細胞が新しいウィルス小片をリリースすることを食い止めます。
この能力により、タミフルが治療と予防の両方に効果があるとされるのです。つまり、もし、すでに貴方がインフルエンザに感染している場合、それを第三者に感染させることを食い止め、感染者に接触した場合、貴方が感染しないようにすることが可能なのです。
タミフル服用の効果的なタイミング
服用のタイミングは非常に重要です。貴方自身や家族の誰かが最初にインフルエンザの兆候を示し始めてから48時間以内に服用すること。タミフルの効果
タミフルは1歳児以上の子供と大人の服用が承認されており、感染から48時間以内に服用することで、快復が非常に早まります。調査によると、タミフルを服用した人は、服用しなかった人に比べて、大人の場合30%、子供の場合26%、速く気分がよくなることが分かりました。
インフルエンザの予防接種を受けている場合のタミフルの必要性
毎年、多くの人々がインフルエンザの予防接種を受けていますが、インフルエンザによって合併症を起こしやすい人たちは、感染が致命傷になることもあるので、特に接種を受けるべきでしょう。
インフルエンザ予防接種は予防において最高の形ではあるものの、インフルエンザ病原菌が絶えず突然変異することから、接種を受けていたとしても、絶対にインフルエンザにかからないとは言い切れないのです。その場合、タミフルが有効であると言えるでしょう。
タミフルは豚インフルエンザに限らず季節性インフルエンザにも有効です。
服用量
服用量は体重と年齢によって異なります。
- 成人および13歳以上の子供‐1回75mg1錠
- 1~12歳までの子供
体重15kg以下‐1回30mg1錠
16~24kg‐1回45mg1錠
24~40kg‐1回30mg2錠
41kg以上‐1回75mg1錠
また、服用量は服用目的によっても異なります。
<治療目的>
1日につき2回、5日間。
<予防目的>
1日につき1回、10日間。
タミフルは、食べ物と一緒、または単独のどちらでも服用できます。
副作用
一般にタミフルは十分に耐性がありますが、他の多くの薬同様、一部の人に副作用が見られるかもしれません。副作用といっても多くの場合ごく軽度なもので、最も一般的なものは軽い吐き気と嘔吐ですが、ミルクや軽い食事とともに服用することで、これらを防げる場合があります。
まれなケースとして深刻な皮膚反応が報告されていますが、もし、このような副作用が出た場合、直ちに服用を中止して、かかりつけの医師の診断を受けてください。
特に子供や若年層の場合、インフルエンザの治療でタミフルを服用した患者の一部に、故意に自分の健康を害したり、混乱を引き起こしたりする危険性があるというレポートが報告されています。したがって、このような患者の場合、決して注意を怠らないように、通常と異なるふるまいなど、どんな徴候でも、気がついたら即座に医療専門家に連絡しなければなりません。
警告
リン酸オセルタミビルなど、タミフルの成分に対するアレルギーがある場合は服用しないこと。
腎臓に疾患のある場合、服用前にかかりつけの医師に相談すること。
胎児や乳児に対する影響はまだ分かっていないため、妊婦や授乳中の女性は、服用前に医師に相談するべきでしょう。
鼻腔内インフルエンザワクチンとタミフルがお互いに干渉しあう可能性を考えて、タミフル服用の2週間前および服用後48時間以内に、医師の診断なくワクチン投与しないこと。ただし、皮膚注射によるワクチン投与はこれに該当しない。
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。






