4mg×60錠 タブレット
アイテムコード: 22
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レボキセチンとうつ症状
うつ病は現代社会における深刻な問題です。米国だけでも、毎年1700万人もの成人がうつ病に苦しんでいますが、これは、ガン、エイズ、冠状動脈性心臓疾患などを上回る数字です。米保健社会福祉省によると、アメリカ人の15%が人生で一度はうつ病にかかるということですが、その影響は破壊的なもので、食べる、眠る、あるいは朝ベッドから出るといった日常の単純な事柄さえ、ほとんど不可能に成り得ます。
治療法は無数にありますが、その中でも、選択的ノルアドレナリン再摂取抑制剤(NARI)であるレボキセチンは、あなたが捜し求めていた製品かもしれません。うつ病は、脳の神経細胞からリリースされる化学物質であるノルアドレナリンが減少することで発症する可能性があります。ノルアドレナリンが放出されることで気分が明るくなりますが、ノルアドレナリンが神経細胞に再吸収されてしまうと、この効果は得られません。
レボキセチンは、ノルアドレナリンの神経細胞への再吸収を防ぐことで、気分を明るくする効果を長引かせ、うつ症状を軽減させます。
レボキセチンについての詳細を述べる前に、ここでもう少し、うつ症状そのものについて考えてみることにしましょう。うつ症状を引き起こす原因
臨床的にうつ状態となるには多くの理由があり、例えば遺伝であるとか、脳が生み出すとか、ストレスであるとか、うつ病がどのように引き起こされるかといったセオリーも無数にあります。個人がうつ病にかかる原因はさまざまな組み合わせによるもので、特定できるものではないかもしれませんが、慢性的に気分が落ち込んでいる人々には、脳内化学物質であるセロトニンとノルアドレナリンのレベルが低いという、共通した徴候があります。
セロトニンとノルアドレナリン
セロトニンはモノアミン神経伝達物質で、気分、感情、眠りと目覚め、食事と温度規制などを含む多くのことをコントロールしています。セロトニンレベルが低いと、気分が落ち込み、眠気が生じます。
ノルアドレナリン(別名ノルエピネフリン)は、ホルモンと神経伝達物質、両方の働きをするカテコールアミンで、しばしば戦いまたは飛行反応と呼ばれることに関与しています。これは、非常時に直接、心拍数と血圧を増やしてエネルギー貯蔵庫からブドウ糖の放出を誘発し、骨格筋の血流を増やすことによって、身体活動のための準備をするということを意味します。ノルアドレナリンは他にも、眠り、目覚め、興奮、気分、感情、衝動などの制御にも関係しており、ノルアドレナリンレベルが低いと、気分の落ち込み、鎮静、ふらつき、低血圧などが生じます。
気分の落ち込みに関するセロトニンとノルアドレナリンの主要な違いは、セロトニンが不安と気分に対して不可欠な役割を演ずるのに対して、ノルアドレナリンは、駆動、自己主張性、報酬理解力などの維持にとって不可欠であるという点です。
うつ病治療
1980年代および1990年代初期、ノルアドレナリンは、セロトニンほどうつ病の治療に用いられていませんでした。これは、選択的セロトニン再摂取阻害薬(SSRI)の出現が原因でした。
SSRIは、他の神経伝達物質による直接的な影響を全く受けることなく、脳のセロトニン利用をより効果的にします。SSRIは現在多くの国で最も一般的に処方される抗うつ薬ですが、20世紀末頃には、レボキセチンを筆頭にした選択的ノルアドレナリン再摂取抑制剤(NARI)、第三世代の新しい抗うつ薬が利用できるようになりました。
ファルマシア(現在ファイザー)社による初のNARIとしてのレボキセチン開発は、ついに、うつ病性障害の異なる局面への、ノルアドレナリン作動性システムによる臨床調査を許したのです。その後2007年前半には、60カ国以上の国でレボキセチンが認可されるようになりました。レボキセチンの働き
レボキセチンは、脳のノルアドレナリン再摂取を妨害して、その量を増やします。つまり、次にニューロンによって電気衝撃が送信される際、より多くのノルアドレナリンが受け渡しされることで、脳の活動が増加するのです。
研究
研究では、レボキセチンがうつ病に対して非常に効果的であることが示されています。短期実験(4~8週間)では、レボキセチンが、重度のうつ病治療薬であるフルオキセチンと同じくらい効果的なことが証明されました。実際、あるひどいうつ患者のグループでは、フルオキセチンよりも効果的でした。
12ヶ月におよぶ長期実験では、偽薬に比べて再発の防止という点で優れていることが明らかにされました。実験後、プラシーボ投与グループの45%に比較して、レボキセチン投与グループでは78%の患者が治癒していました。
さらに、メルボルン大学のチームによる、第三世代のNARIを含む30以上の研究を通して、オーストラリアでは、少なくともSSRIと同じくらい効果的で(場合によってはより効果的)、同等に安全であると結論付けられました服用目的
レボキセチンを服用することで、以下のような多くの利益がもたらされています。
- SSRIによってうつ症状が改善されなかったケースで効果があった。
- 例えば注意力や集中力に問題がある、疲労、記憶障害など、ノルアドレナリンの不足によってもたらされる徴候の治療に効果的。
- SSRIと同じくらい安全。したがって、以前の三環系抗鬱薬またはモノアミンオキシダーゼ阻害薬よりも安全性に優れている。
- 抗うつ剤によって不安や動揺などの症状が悪化する場合もあるが、レボキセチンにはそのような心配はない。
- パニック障害、パーキンソン病、過食症などの治療にも役立つ可能性が研究によって示されている。
- 習慣性がない(8週間以上服用した後、急に停止すると、若干の影響がある可能性もあるが、これは非常に稀なケースである)。
社会的ふるまいの改善
ノルアドレナリンが社会的な関わりや協調性を増加させ、セルフフォーカスを減少させることから、レボキセチンが社会的なふるまいを改善すると考えられています。ロンドンのキングズカレッジの研究者によって行われた研究では、60人の健康なボランティアに、4mg量のレボキセチン、偽薬、シタロムラム(SSRI)のいずれかが割り当てられました。実験中、研究者たちは、レボキセチンを投与されている人たちが、より協力的し合ってゲームに臨んでいることに注目しました。そして、社会的なふるまいにレボキセチンがはっきりした影響を及ぼすと結論付けたのです。高齢者
残念なことに、うつ症状は、高齢者に多く見られる徴候です。反抑制作用のある治療は広範囲に及ぶものの、高齢患者は、特に年齢に関連する生理的変化のため、多くの抗うつ薬の潜在的副作用に影響されがちです。イタリアで行われた予備的研究として、深刻なうつ病を患う75歳から87歳までの12人の初老女性患者が、4週間にわたってレボキセチンの治療を受けたところ、患者のうちの7人に臨床的効果のあったことが評価されています。
服用量
1日につき4mgを2回から始め、必要であれば3週間後、1日につき10mgまで増やす。
高齢者の場合、1日に2mgを2回、必要であれば3週間後、1日に6mgまで増やす。
最低でもグラス半分の水と一緒に服用すること。必ずしも食事と一緒に服用する必要はありませんが、習慣性を防ぐために、食事時に服用するのがいいでしょう。
レボキセチンの効果が現れるまで2週間以上かかこともあります。また、その効果が最大限に達するには、さらに3~4週間ほどの服用が必要でしょう。残念ながら、一部の人々は、これ以上かかる場合もあります(潜在的に数カ月)。
副作用
最も一般的な副作用は以下の通り。
- 口が渇く
- 便秘
- 眠気(最後の服用から2~3時間続く可能性あり)
- 発汗(特に夜間)
- めまい
- 不眠症
まれな副作用は以下の通り。
- 動悸
- 体位性低血圧(立ち上がる際にめまいを感じるような低血圧)
- 排尿がスムーズにいかない
非常にまれなケースとしては、リビドの損失やオルガスムの不達成などの性的機能不全。
注意
- モノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)との併用は避けること。
- 狭隅角緑内障患者は服用しないこと。
- 特に双極性障害患者では、うつ病、軽躁状態への切り替えが考えられる。
- 前立腺拡大の男性患者と、癲癇の病歴がある患者の服用については細心の注意が必要。
- 妊婦および授乳中の女性は服用しないこと
上記記載の内容は、製品に添付されている説明書を日本語訳したものであり、医師、専門家の指導に成り代わるものではありません。 製品のご使用は、必ず担当医の指導のもとでおこなってください。






